双百合幼稚園|考える力をプログラミングで育む!
双百合幼稚園の特色
大阪府和泉市に位置する双百合幼稚園は、自然豊かな立地を活かして、子どもが自然と親しんだり、思いっきり体を動かして、楽しみながら学ぶことができるよう日々の保育に取り組まれています。外遊びも必ず1日1回は行い、四季の変化を肌で感じながら、これからの時代を生き抜く感性を高めていくことを大切にされています。 また学びの場もたくさん提供されていますが、深く学ぶというよりは、「楽しいね」「こんなのあるんだ」と気づいて、主体的な学びへの第一歩を踏み出せるような機会を多数提供していらっしゃいます。 たとえば、昔から年長には剣道も取り入れ、心の教育も行い、週に1日は、無学年方式で、お部屋ごとに目的を分けて、子供たちが自由に好きなお部屋で活動できる日を設けています。学年に関係なく、自分が興味を持つものに真剣に取り組むことができる環境でのびのびと育てていくことを大切にされています。
導入経緯
Q. ご導入頂いたのは、どんなことを期待されてお考え頂いたのでしょうか?
小学校でもパソコンを使った授業が行われています。タブレットやパソコンが勉強の道具になるわけです。
幼稚園のうちに、少しでも触れておくだけでも、随分と違うと思いますし、自分の目的を成し遂げる手段、道具として認識して、使いこなしてもらえることを期待しています。
導入時の不安は?
Q. 導入時の不安は何かありましたか?
最初は、「プログラミング」というイメージがよく分からなくて、専門的な難しいことやっているのかと思っていましたが、すてむくらぶさんを導入されている他園に見学させて頂いたところ全然違っていました。
予想していた大真面目な「プログラミング教育です!」というものではなくて、どちらかというと、子供たち同士で話し合っていたり、考える時間をもっており、実は、普段取り組んでいるうちの教育方針と近いものを感じました。
見学させて頂いた時に、映像の授業があって、正解がないことに対して考える時間をもっていたのが印象的でした。
これからますます自分たちで考えて行動するということが大事になりますから、大事にしていきたいと思います。
また、先生たちに負担にならないか?という不安もあったのですが、見学することで、うちでも出来そうだなっと思えて。
子どもが、とても楽しそうに使いこなしていたり、子どもが生き生きと操作しながら進めてる姿を見ると不安ではなくなりました。
導入を決めたのは?
Q. 導入の決め手は何だったのでしょうか?
実は3社ほど来ていただいてお話を伺いました。
すてむくらぶさんは、年間のカリキュラムがしっかりと組んであることや、先生に対しての研修会の場をもって、先生たちにも理解してもらうための仕組みが最初から考えられているところは、とても安心感に繋がりました。
柔軟に相談にも乗ってもらえて、それと園の教育方針にも合致しており、プログラミングの能力を伸ばす以上に、子どもの表現力や可能性を引き出していくといった幼児教育のツールとして活用できそうでしたので契約させて頂きました。
今後の授業の進め方は?
Q. 授業はどんな形で進めていく予定でしょうか?
来年度については、まずは正課で月1回、40分をイメージしています。慣れてきたら月2回ぐらいできたら良いと考えております。
また、プログラミングの授業の延長で、これからの季節だったらドングリや、落ち葉など録音してきたり 写真を撮って、このタブレットを教材以上の道具として活用していきたいと思っています。
取材を終えて
職員は、一人一つのメールアドレスを付与されており、状況共有はもちろん、Googleドライブ上で、ドキュメント作成も、同時編集したりと活用されているそうです。
最初は大変なこともあったようですが、セキュリティ的にも安心ですし、慣れてしまうと、もう前には戻れないともお話がありました。
自然との触れ合いを大切にしながらも、運営においては積極的にITを活用しており、まさに今、求められている幼児教育の真髄がここにあるように感じさせられます。
ありがとうございました。